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勉強スケジュールがハマらないとき
2021年8月に、第53回社会保険労使試験は終わりました。
今は各予備校から解答速報が放たれ、解答解説と合格ライン予想や基準点、難易度がどうだったのか、科目の救済があるか盛り上がっていたりします。
社労士試験終わって1ヶ月、勉強に向き合わず羽を伸ばした方も多いと思いますし、中には科目基準点的に絶望して廃人のようになっている人も居るかもしれません。
そんな中でも勉強を少しずつ再開した人も居たりして、このブログで回答解説をご覧になる方と言うのも、好奇心でなんとなくって人もいるかもしれませんが、やはり論点や捉え方・考え方・着眼点のヒントを求めてって人がほとんどでしょう。
令和3年の回答詳細解説はユーチューブではけっこういろんな予備校からダイジェスト版で解説していますが、文字に起こしてアップされているのは余り無いので、少しでも参考になれば幸いです。
そんな中で勉強のスケジュールやペース配分が上手く行かない、って方のための情報を少し上げて行きたいと思います。
科目毎のグループ分け
社労士試験の勉強スケジュールで何が難しいって、科目が多くてペースをつかめないって所です。
ある科目に取り組めば、他の科目がおろそかになり、そして弱点科目に集中して他の科目で点数を下げるとか、何回か模試を受けるとそういう堂々巡りが良くあったりします。
予備校通いや通信教育で9月はこの科目、10月はコレ、のように決まっているなら信じてその通りに科目集中で良いでしょう。講師の指示通りに学習を進めるのが一番良いペースメーカーとなったりします。
では、独学で2年目、3年目、又はもっと年数を受験している方はどうするのか?
まず、2021年内に全科目とりあえず過去問を一巡、一周、一回転しましょう。土日で、もしくは平日休みなら大切な1日かもしれませんが、一応この世の中的にはなんらかの週休二日制になっているはず(労一の統計的に)なので、その1日で集中して取り組みましょう。
最低でも1ヶ月で労働科目、その次の1ヶ月で社会保険科目くらいでペースを考えると良いでしょう。
では、その中での細分化案としては・・・
労基・安衛・労働一般 で1グループに
労災・雇用・徴収 で1グループに
健保・社会一般 で1グループに
厚生年金/国民年金 で1グループに
4グループ分けして2週間ずつ集中してやるってのも一つです。
基本的に2021年内にスタートを切るくらいであれば、2週間はその科目集中パターンでよい。
無理に他の科目に浮気せずに時期を決めて科目に集中したほうが基礎知識は定着しやすくなるでしょう。
年内は科目分けして集中
科目の横断の勉強や、数字要件をひたすら極める、労働・社会などの一般常識科目の統計情報的なものは、比較的直前期に取り組む方がベターです。
一般的に点数配分としては、基礎学習がハマって来て過去問をしっかり回転させられると、比較的社会保険科目が点数を稼ぎやすく、得点源にし易いと言われています。
そうなってくると択一式で社会保険科目で4点を逃すと救済になる可能性は低く、基礎と過去問で 健康保険・厚生年金・国民年金 のグループは正解できるようにレベルアップしていきましょう。
目標低くするのは良くない、とも言いますが、低いハードルはぎりぎりで飛ぶほうがスピードは速い、とも言います。まぁ、陸上的な意味では。ランダムな出題であったり、過去問を順に全問チャレンジしたとしても、労働科目で65~70%の正答率を維持し、社会保険科目で80%程度を目指すと、年内のレベルとしては十分ではないでしょうか。
もちろん、過去問はすべて100点を取るつもりで!とも言いますが、仕事しながらで年内の勉強時間の確保がタイトで難しい、と言うのであれば、そういう最悪65%程度進めば良いと、楽観的に考えても良いかもしれませんね。
社労士の試験は1年に1回しかないこともあり、次の試験は11ヵ月後です。
初学の方はガムシャらにインプットとアウトプットを繰り返す必要もありますが、やはり資格的に働きながら受験して複数回受ける方の方が圧倒的に多い。長期間資格勉強と向き合うこともあり、マラソンであり長期戦ではあります。
科目分け、グループ分けして年内の進捗・理解率・正答率はこんなもんでいい、みたいなベンチマーク・ペースメーカーの一つとして、参考になれば幸いです。
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